(超個人的)Ubuntuインストール後にやることまとめ
Ubuntu12.04LTS版です。
最初にやること
ホーム配下のディレクトリリネーム
ホーム配下のディレクトリが日本語になっているので早々に英語化する。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
update
最初は、メニューがところどころ日本語になっていなかったりする。 なにはともあれアップデートマネージャで最新にアップデートする。
端末の設定
- [Windwoskキー] -> [gnome-terminal]
- [メニュー] -> [編集] -> [キーボードショートカット]
- すべてチェックを外しておく
IME起動ショートカットの変更
- [右上のパネル(キーボード)] -> [設定] -> [一般] タブ
- [キーボードショットカット] -> [切り替え]
- [Zenkaku_Hankaku]だけにする
xmodmapによるキーマッピング
下記を参考にした。 http://d.hatena.ne.jp/kenbeese/20120214/title
~/.Xmodmapを作成する。
keycode 102 = Control_L
keycode 100 = Control_L
keycode 101 = Shift_L
keycode 66 = Control_L NoSymbol Control_L
clear Lock
add Control = Control_L
反映
xmodmap ~/.xmodmap
これにより下記の割り当てになる。
無変換(102)→ctrl
変換(keycode 100)→ctrl
カタカナひらがな(101)→shift
更に起動時に自動的に有効になるように、 ~/xinitrc
を準備する。
下記を記述する。
xmodmap ~/.~Xmodmap
もし割り当てを変更したいときは、xevコマンドを使ってキーコードを
調べ、 ~/.xmomap
を変更すれば良い。
$ xev
CapsLock(66,Eisu_toggle) = 左Ctrl(Control_L) Win(133,Super_L) = 左Ctrl 左ALT(64, ALT_L) = Win 無変換(102, Muhenkan)) = 左ALT 変換(100,Henkan_Mode) = 右CTRL 変換(101,Hiragana_Katakana) = 右シフト
Dropbox
これがないとはじまらない。dropboxのサイトへいき、.debをダウンロードしてパッケージをインストールする。
firefox
syncの設定して、keysnailを入れる。
Mig 1M
1MのMはMonoSpaceのM。つまり等幅フォントということ。 下記から「Mig 1M」フォントをダウンロードする。
あとは下記のコマンドで使えるようになる。
mkdir ~/.fonts
cp migu-1m-20120411.zip ~/.fonts
cd ~/.fonts
unzip migu-1m-20120411.zip
fc-cache -fv
VLゴシック
下記をfirefoxから開けばOK
インストールしたフォントを使用するには、Advanced Settingsを ソフトウェアセンターからインストールする必要がある(gnome-tweak-toolで検索する)。
Advanced Settingsをインストールすると、Launcherに「高度な設定」アイコンがあるのでこれを起動し、 フォントを選択すればよい。
全体のキーボード操作をemacs系にする
ターミナルで下記コマンドを実行する。
sudo apt-get install dconf-tools
gsettings get org.gnome.desktop.interface gtk-key-theme Emacs
手動の場合は以下。
dconf-editor
以下のパスで
/org/gnome/desktop/interface/gtk-key-theme
値をEmacsにする。Eは大文字なので注意すること。もどすときはDefaultにする。
paco
pacoは、make install によってインストールされたアプリケーションのパッ ケージ管理をしてくれる。
# ソースは適当にWebからダウンロード
sudo apt-get install libgtkmm-2.4-dev
cd ~/src/paco-2.0.9/
./configure
make
sudo make install
sudo make logme
emacs
ソースは最新版(ver24)を取ってくる。build-depは多分emacs23でOK。
# ソースは適当にWebからダウンロード。「emacs24」とかで検索。
sudo apt-get build-dep emacs23
cd ~/src/emacs-24/
# configureで画像関連でエラーになるかも。そのときは
# sudo apt-get install libgif-dev ligtiff-dev libxpm-dev
./configure
make
sudo paco -D make install
ついでにw3mも入れとく。
sudo apt-get install w3m
cmigemo
Kaoriaからソースを取得する。
wget http://cmigemo.googlecode.com/files/cmigemo-default-src-20110227.zip
unzip cmigemo-default-src-20110227.zip
cd cmigemo-default-src-20110227
そのままコンパイルするとエラーがでるので修正する。
src/wordbuf.c:118: error: ‘INT_MAX’ undeclared (first use in this function)
src/wordbuf.c:118: error: (Each undeclared identifier is reported only once
src/wordbuf.c:118: error: for each function it appears in.)
wordbuf.cに下記を追加する。
#include <limits.h>
あとは下記のとおり。
sudo apt-get install curl
sudo apt-get install nkf
cd ~/src/cmigemo-default-src/
sh ./configure
make gcc
cd dict
make utf-8
cd ..
sudo paco -D make gcc-install
次のようにテストできる。
$ cmigemo -d /usr/local/share/migemo/utf-8/migemo-dict
migemo_open("/usr/local/share/migemo/utf-8/migemo-dict")=0xf54010
clock()=0.300000
QUERY: kyassyu
PATTERN: (キャッシュ|キャッシュ|きゃっしゅ|kyassyu|kyassyu)
git
sudo apt-get install git
git config --global alias.st "status"
git config --global alias.ci "commit"
git config --global alias.br "branch"
git config --global alias.co "checkout"
git config --global color.ui "auto"
git config --global core.pager "cat"
git config --global user.email "hoge@faga.com"
git config --global user.name "hoge"
skk(uim)
ubuntuは、標準でiBusを使用しているが、ibus-sskは 変換時にemacsのキーバインドが使えないので、 変わりにuimというインプットメソッドがあるので入れてみる。
sudo apt-get install uim uim-skk
- 設定 言語サポート 「キーボードに使うIMシステム」
- uimを選択
その後ログアウトすれば使用できるようになる。
- Dashでuimを入力すると設定画面が表示される
- ツールバーは表示できない。
emacsと重複するため、SKKの起動キーを変更する。
- [設定] -> [SKKキー設定1]
- Zenkaku_Hankakuだけにする
jdk
下記よりjdk最新版を取得する。
CUIから最新版をダウンロードする場合。
wget --no-cookies --header "Cookie: gpw_e24=http%3A%2F%2Fwww.oracle.com" -O jdk-6u41-linux-i586.bin 'http://download.oracle.com/otn-pub/java/jdk/6u41-b02/jdk-6u41-linux-i586.bin'
解凍したディレクトリを移動する。
sudo mkdir /usr/lib/jvm/
sudo mv ./jdk1.7.0_04/ /usr/lib/jvm/jdk1.7.0
下記でインストールする。
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/java" "java" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/java" 1
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javac" "javac" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/javac" 1
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javap" "javap" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/javap" 1
sudo update-alternatives --install "/usr/bin/javaws" "javaws" "/usr/lib/jvm/jdk1.7.0/bin/javaws" 1
複数のjavaがあれば、下記でデフォルトにするコマンドを選択する。 今回はoracleJavaのみなので必要ない。
sudo update-alternatives --config java
下記で確認する。
java -version
javac
javap
javaws
lein(clojure)
binディレクトリを作成する。
$ cd ~
$ mkdir bin
$ vi .bashrch
# 下記を追加
export PATH=~/bin
leinをインストールする。
cd ~/bin
wget https://raw.github.com/technomancy/leiningen/stable/bin/lein
chmod +x lein
./elin repl # ダウンロード後、repl開始
eclipse
ソフトウェアセンターから「eclipse」」とpleiadesをインストールする。 その後、/etc/eclipse.iniを編集する。
-javaagent:/usr/lib/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
この時、eclipse.iniのそれぞれのパラメータの改行位置がおかしいことがあるので、その時は適切に編集する。 編集が終ったら、Dashメニューより起動して日本語化されていることを確認す る。
その他
DVDについて
DVDをみるためには以下のインストールが必要。
$ sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras
$ sudo sh /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh
- iso マウントには Frius ISO mount
- dvd バックアップには、k9 copy
vmwareなどでインストールしたときにlocaleに日本語がない場合
sudo apt-get install language-pack-ja
sudo dpkg-reconfigure locales
クリップボード履歴
sudo apt-get install parcellite
スクリーンショット
Ubuntuでは標準でスクリーンショットがあって、PrintScrキーを押下するだけでアクティブウィンドウが png形式でキャプチャされる。 けれども、この場合、クライアント領域だけのキャプチャになるので用途によっては不便である。 その編の問題を解決してくれるソフトがShutterである
sudo apt-get install shutter
http://ankyo.blog.so-net.ne.jp/2011-04-07
日本語IMEについて
Linuxは、日本語入力には3つのソフトウェアが必要。
- 日本の文字を入力するためのシステムであるインプットメソッド
- かな漢字の変換をするシステム
- 両者をつなぐ日本語ブリッジ
-
インプットメソッドの例
- SCIM
- iBus
- uim
-
かな漢字変換システムの例
- Anthy
- MOZC
- SKK
-
日本語ブリッジの例
- ibus-mozc
- uim-skk
- scim-anthy
最近のUbuntuでは、インプットメソッドに、iBus, かな漢字変換システムには、Anthyを使用している。